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■ コース引き:リーチングのコース引き。超簡単、基本の基本。 掲載日2003年 9月 2日

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リーチングのコース引き。超簡単、基本の基本。

ここでは、上りのコース引きなどと比べてとっても簡単な、リーチングのコース引きについて基本的なことを、書いておきます。

リーチングのコース引きはなぜ簡単?

それは、タック、ジャイブが無いからです。
タックやジャイブが入ると、コース引きの選択は無限に広がります。
でも、リーチングでのコース引きはタック、ジャイブが無く限定的です。
落として行くか、上らせるか、この2つしかないのです。

まずは、通常の△コース左回りのコースで、上マークからサイドマークの時のコース引きについて考えていきましょう。

まず、1艇だけで、風の強弱が無く、波も一定で、潮も無い、時はどのコースがよいでしょう?

当たり前だけど、プロパーコースです。まっすぐサイドマークに向かいましょう。
ただし、上マーク回航直後は、なるべく早くスピンを上げるなどの準備が必要ですので、そのために一時的に落とし気味に走ると行った細かなテクは必要です。
同様に、サイドマーク回航前にサイドマークより上側を目指すことで、回航動作に余裕を持たせた方がよいかもしれません。
これが基本です。
でも、波風が一定とか、潮がない海面なんてあり得ません。では、どのようなときにこの基本から変更していけばよいのでしょうか?

まずは風の強弱から

風が強くなってくる。あるいは、右前方にブローが見えている時は、
最初は上らせて弱い風の中でもスピードを出し、ブローを捕まえたら、落としてサイドマークに向かう。

逆に風が弱くなってくる。あるいは、上マークで捕まえているブローは過ぎ去ってしまう時は、
最初落として走らせ、風が無くなったら上らせてスピードを失わないようにする。

この走らせ方は、上サイドの大きなコース引きでも、小さなブローに会わせる意味でも同じです。
細かなブローを上らせて捕らえて、捕らえたら落とす。この繰り返しになるかもしれません。

風のシフトについて

右シフトの場合

はじめは、より前方から風を受けるので、スピードが出せます。
この場合最初は落とし気味に行き、右にシフトして風が後ろに回ったら、スピードを失わないように上らせる

左シフトはこの逆

はじめは、より後方から風を受けるので、スピードが出ません。
この場合は最初上らせ気味でスピードを失わないように行き、左にシフトして風が前に回ったら、落とし気味に行きます。
これも、風の強弱と同じく、小さな局面で。

波について

サーフィングしやすい時は落とし目で、させにくい時は上らせてスピードを付ける。
一言で言うと、これにつきるのですが、実際には難しいです。風の強さ、波の向き、波の大きさなどによってサーフィングしやすい状況が色々変わることにあります。
船の種類によっても違うので、経験も必要です。
でも基本を守ることは変わりません。
コースの後半で、サーフィングしやすいと思ったら、上らせていく。逆なら落としていく。

艇団との関係

艇団の前、あるいは艇団の中にいるときは、
ブランケットに入れられないように上らせていきましょう。
一旦ブランケットにされてしまったら、後続艇に次々とブランケットされ、簡単に5,10艇抜かれてしまいます。

艇団の後ろにいる場合、
ブランケットされる心配がないので、プロパーコースを行くか、落としていきましょう。
風が右シフトするなどの条件が重なれば一気に多くの船を抜くチャンスになります。

潮について

潮については、時々誤解があるようですので、ハッキリ言います。
レース海面に一定に潮が流れているなら、プロパーをねらう以外に潮を考慮する必要はありません
上りや下りの時も、レイラインが変わることを考慮すれば、後は考える必要ありません。
トップセイラーと呼ばれる人でも誤解している人が居て戯言を言うので困ります。
物の相対的な動きなどを、高校の物理の教科書で勉強し直してください。
というわけで、一定な潮の流れなら、プロパーコースがどこにあるのか気を付けて走るだけです。
一定でないときも同じです。プロパーからはずれやすい方向に潮が流れていたら、それとは逆の方向に走らせるようにするだけです。

上らせるときの注意

上らせすぎると、プロパーから外れすぎて、後続艇にごっそり抜かれるかもしれません。
ポイントは、ブランケットされないこと。されない程度に上らせましょう。それ以上はよっぽどの理由がない限り危険です。
この時にどの位置に他艇が来るとブランケットとなるかを知る必要があります。

落とすときの注意

落とし気味で行くと言うことは、ある意味ブランケット覚悟で走ることを意味します。大胆に落として、ブランケットなんか関係ないほど離れてしまいましょう。
中途半端に落としたら最悪の結果が待っています。ブランケットされて、落としたメリットも生かせない。
また、
サイドマーク直前まで、プロパーコースより落とした位置にいて、一気に上らせて、サイドマークにアプローチしましょう。
サイドマークに近づくにつれて、上らせていた艇団のブランケットに入りやすくなります。
一気に上らせてアプローチすることにより、ブランケットされる時間を最小限にし、ブランケット中のスピードダウンを減らす効果もあります。

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ここまでは、誰でも知っている常識的なことでした。ここから先はこれに、ちょっと工夫を加えて、よりよいコース引きをする方法です。

見かけの風とブロー、ブランケットの関係(作成中)
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